平成13年度 造 形 展 2002.2.16
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【 目 的 】
 造形活動に参加して創造力や協調性を養い、また完成の喜びを子供たちが個々に感じ取る中で、自然への関心や発見という感性を育てることを目的としています。
 
【 テーマ 】 「 か わ 」 〜〜 みずのたび 〜〜
 今年のテーマは「かわ〜みずのたび〜」です。
自分の身近にいつもある川(水)はどんな風に生まれ、私たちに恵みを与えてくれていくのかを、造形活動を通して考えていきました。
 
【 活動のねらい 】
1 みんなで協力して、ひとつの物を作りあげる喜びを知る。
2 年令に応じた活動の中で、役割分担をし表現する。
3 自主性、創造性の芽を伸ばす。
4 身近な材料を使う。
5 道具の片付けをする。
 
見たこと、聞いたこと、感じたこと
 
《ゆりぐみ》
☆ 「川には、どんなものがいるかな?」と皆で話し合っていた時のこと。子供たちから「沢ガニ!!」「ザリガニ!!」など次々に生き物の名前が出てきました。 そこに、A君が「かっぱ‥」と一言。現実的な物ばかりを思い浮かべていたのでその予想外の答えに、大人ももっと頭を柔らかくしなくてはと感心した。
☆ ペットボトルに紙を巻き、人形の体を作りました。リボンをつけたり、バックを作ったり‥‥と服だけでなく小物にも凝っているのは女の子たち。「それかわいい」とお互いの服を評価しあったり「どっちの色がいいかなぁ?」等と迷っているけれど楽しそうでした。一方、男の子はと言うと‥‥。 「七五三の時に着たよ。」とネクタイをつけた子を見て「僕はこういうのだった。」とネクタイをつけた子も、また「三刀流!」「四刀流になった!!」と剣を沢山作っている子もいます。個性あふれる色々な人形の体が出来ました。
 作った本人にそっくりな顔の表情はもちろん、服にも大注目!!して下さい。出来上がった人形に、どの子も大満足でした。
☆ 広告を使った棒作りを得意とするゆり組。日頃磨いた腕を披露することにし、紙を丸めて木の枝を作りました。いつも通り゛より長く より細く゛にこだわりをみせた子供たちですが、ちょっぴり薄い紙に苦戦し、盆栽のように立派な枝振りの木が出来ました。
☆ 牛乳パックを組み立てて、橋の形が出来ました。そして、今日はいよいよ橋に赤い紙を 貼る日です。「ここ貼って。」「こっちはもういいよ。」と現場監督のBちゃん。そして、Bちゃんの指示のもと皆が作業を進めていきます。皆の作業を見ていると、糊を紙につける人、紙を運ぶ人、貼る人といつの間にか役割ができています。その素晴らしいチームワークで、立派な大門橋が出来ました。
☆ 「先生、造形展って楽しいね。私、何でも手伝うから言ってね。糊係でも片付けでも何でもいいよ。」とCちゃん。頼もしいCちゃんの一言を、とても頼もしく思いました。
 
《ひまわりぐみ》
☆ 皆で大きな紙に、空の色を塗っている時でした。みるみる綺麗な青空が広がっていきます。あと少しという時A君が「先生、僕、雲の上に乗ってるみたい!」と見るとA君のいるまだ塗っていない白い所が、本当に雲のように残っていました。子供の夢のある一言にハッとさせられました。
☆ トイレットペーパーの芯を使って、水車を作りました。芯に白い紙を貼り付けのりしろを作っていくグループと、それを水車の形の 台に貼っていくグループに分かれての作業をしました。いくつもいくつも作っては貼る、地道な作業に「あー、もーまだ出来ないー。」と言いながらも段々に作業に慣れ、とうとう最後まで投げ出すことはありませんでした。何日もかけようやく出来上がった時は、思わず皆で「バンザーイ!」と喜びました。これこそ、皆で力を合わせたからこそできた水車です。
☆ ザリガニ″を作っていました。
 保母「ザリガニ釣りしたことある?」の 質問に「あるよー。」「近くの川で釣った!」 「小さい魚で釣った!」Bちゃん「食べたことある。」保母「えっ?伊勢エビのこと?」 Bちゃん「ううん、ザリガニ‥‥」
☆ とても素敵な゛にじみ絵゛の花火が出来ました。
 水をにじませ、広がっていく模様を見て「わぁーきれい。」とため息にも似た感動の声が聞こえました。何度やっても「すごーい!!」と目を輝かせる子供たち。二つと同じものがない、素敵な花火がたくさん出来ました。
 
《すみれぐみ》
☆ 段ボールに白い紙を貼って、大きな山を作りました。のりを乾かすため、山を持ち上げて移動させていると「先生、下ひきずってるよ!」「せっかく作ったのが汚れちゃう!」との厳しい声。そして、プールサイドで乾かそうと下に置くと今度は「今日、風が強いから飛んでっちゃうよ。」「山が壊れる!」等々、色々な声が聞かれました。
 一生懸命作った、自分たちの背丈より大きな山を心配しての一言でした。
☆ 穴の中に紐を通しての゛カメ゛作り。慣れるまではなかなか大変で、皆、苦労しながら作っていました。そこへ、出来上がったカメを見せに来てくれたA君。「きれいな模様が出来たね。」と言うと「でも、お腹はぐちゃぐちゃ‥‥」とカメをひっくり返してお腹を見せてくれました。確かに、子供たちの真の苦労は、カメのお腹を見てこそわかるかもしれないなと思いました。
☆ にじみ絵を初めて行った時のことです。水性マジックで紙に模様を描いて水をたらす。すると、インクが水と一緒に広がっていきます。この不思議な光景に「魔法みたい!」「おもしろいね。」と子供たちは目を輝かせていました。始めのうちはきれいに広がらなかったのですが、試行錯誤の末ついに綺麗な花火が出来上がりました。一つ一つ違う模様を、是非、楽しんで下さい。
☆ 作業の後の片づけには驚かされました。床を拭く子、道具を洗う子、ゴミを拾う子とそれぞれが分かれて片付けをしていました。「すっかりきれいになったね!」と言うと「先生も机片付けな!」とBちゃん。確かに、保母の机と棚以外は作業の後ピカピカなのです。
 
《さくらぐみ》
☆ 池の周りの石に、色塗りをしていた男の子3人組。塗り終わった子の筆をもらうと、両手に筆を持ちやる気満々!!と思ったのですが‥、いつの間にか筆は太鼓のバチに。塗っていたはずの石は太鼓に変わり、3人で太鼓の練習が始まってしまいました。3人は大声でゆり組の太鼓のリズムを繰り返し、あまりの熱中ぶりにしばらく見入ってしまいました。その後保母と目が合うと、ニヤッと笑って二刀流?!で色塗り。すてきな石が出来上がりました。
 楽しそうな色塗りでした。
☆ いくつかの作業を何人かのグループに分けてしました。まずやり方を説明し、子供たちに任せ作業が始まりました。楽しくおしゃべりしながら手を動かす姿や、子供たち同士で教えあったり工夫したり、皆で試してみたりと子供たちの中から自然に「協力」「創造」が生まれています。また、作業のグループを転々と替えながら仲間に入っていく子があったりさくら組の人間模様を観ることができました。子供たちのびっくりするような工夫や発見、楽しい一言に笑ったり驚いたりした造形活動でした。
☆ 雨を表現する長い輪つなぎ、爪楊枝に折り紙を巻いて作った稲などかなりの細かく根気のいる作業がいくつかありました。飽きてしまうと思い「半分ずつの方が良いかな?!」と始めたのですが、小さな指先をボンド、のりでベタベタにして折り紙が取れたり破れたりしながらもだんだんと長くなっていく輪つなぎや出来上がっていく稲を見て、「あといくつ!」「こんなに長くなったよ!!」と夢中に作業をする姿がありました。また、シーン″と声一つしない集中力に保母もびっくりさせられました。時間をかけて作品が仕上がった時の子供たちの「先生!できたよ!」の嬉しそうな声がとっても印象的でした。
 
《りすぐみ》 
☆ 発泡スチロールの板に爪楊枝を差し、1人1人が花壇を作りました。出来上がったものをテーブルの上に自分たちで並べていたら、だんだん増えて花畑のようになりました。「きれいだね。」「いっぱいいっぱい咲いたね。」自分で作ったんだという喜びの笑顔をたくさん見ることができました。
☆ 何か作るのをいつも楽しみにしているA君。説明が終わるといつも「これママに見せるの?」と真剣な眼差しで聞いてきます。(早く見せたいね。)そう思いながら、楽しい制作の時間を過ごしました。 


造形展写真集


活動の様子   (写真集)